2017-01-27

セキュリティ研究における倫理

セキュリティ研究では、その倫理感が問われることが多い。例えば、社会実験であっても、人を騙して騙されやすさを確かめることは、例え種明かししても是非を問われるだろう。

倫理感におけるガイドラインとかルールとか法律は、前例をもって規則にするところがあるので、常に新しいことを求められる研究の分野は、前例がないことが多いのでジレンマに陥る。

研究者としては、最低限ガイドラインを守りつつ、なるべく新規性のある研究をしたいのでどのように取り組むべきか悩ましい。

実際のところグレーゾーンの中で、法律に抵触して社会から退場させられた研究者がいる一方、ほとんど違法な研究をしても新たにできたガイドラインで認められてしまう研究者もいる。

もし未知の事例に踏み込むならば、ガイドラインで認められたような事例を研究して、肯定的に捉えられるやり方を体得していきたいもの。

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